2011.05.05 Thursday
大震災における歯科支援活動の呼びかけ
「東日本大震災における歯科支援活動ー多賀城ー石巻ー女川を結ぶ支援活動」に参加ください!ご支援ください!
2011年5月4日 歯科保健研究会 3月11日に起きた東日本大震災においては3万名もの犠牲者ともいわれ、原発災害をもあわせて私たちに大きな衝撃を与えました。今なお1万人を越す行方不明者がおり、原発災害は今後も予断を許しません。なくなられた方々に謹んで哀悼の意を表します。今なお避難所生活を余儀なくされたりしている方々を始め、被災者の方々に、お見舞い申し上げます。 私たち「歯科保健研究会」は、阪神淡路大震災時においては、震災直後から神戸で、市民団体との共同し、避難所での炊き出し活動を行い、西宮では西宮保健所を拠点とした、避難所での口腔ケアーを中心とする支援活動に参加してきました。アスベスト対策の取り組みのほか、西宮体育館に置かれた医療対策本部拠点と東日本から参画する医療介護関係者のコーディネートを行うなどの活動を経験してきました。一周年には元避難所で、メモリアルコンサートをボランティア団体と共催で行う経験をしてきました。今回の大震災で、研究会活動に参画、協力してきていただいた東北の先生方の中で、多くの被災した方がおられ、その中で診療を再建し、避難所での歯科治療や口腔ケアーに取り組んでおられることを知りました。震災より2ヶ月に近づく中、緊急の支援段階から、復興段階を迎える中でまだ多くの支援が求められています。現地の復興を柱とし、緊急支援から第2段階での別紙のような「東日本大震災における歯科支援活動ー多賀城ー石巻ー女川を結ぶ支援活動」 をはじめています。この活動は歯科保健研究会だけでなく、NPO関西ウエルビーイング、新宿連絡会医療班、NPOホームレス支援全国ネットワーク等の諸団体や個人による協力関係により進められています。現在6月末まで目安とする期間で行う予定ですが、歯科医療保健関係者の参画と支援が必要です。ここに資料とあわせてお送りします。よろしくご検討ください。 資料 1、 東日本大震災における歯科支援活動要綱 2、 現地からの報告、 女川より 木村祐先生より 多賀城より 藤秀敏先生 大震災に遭遇して避難所支援を通して見えてきたもの 3 口腔保健の重要性について 神戸常盤大学短期大学部口腔保健学科 足立 了平教授 4、災害時の口腔ケアー・歯科治療 「Q&A」 口腔ケアー学会 5、パンフ 大規模災害発生時における口腔ケアー活動の意義と実際 中久木康一編 6、参考 「福祉分野に歯科医療は届いているかその1」日歯会誌 2011年2月号 新宿連絡会医療班 中久木康一 「同、その2」日歯会誌 2011年3月号 歯科保健研究会 渡邉充春、 |